エステサロンなどに行くと、「高級な油を体に直接塗る」ということもあるそうですね。私も以前、興味本位で男性向けの体験エステに行ったことがあるのですが、背中と顔にべったりと油を塗られました。何となく気持ち悪い感触だったのですが、たしかにその後は顔が「すべすべピカピカ」になったことを覚えています。
それと同じように、亜麻仁油を体に塗るという方法も人気なんですね。油分は、私たちの体にはなくてはならないものです。皮膚の表面に油分がないと、どんどん水分が蒸発してしまい、冬場によく見られる「カサカサ肌」になってしまうんですね。また、乾燥肌がさらに進行してしまうと、肌荒れがひどくなり、あまりにもひどい場合は病院で治療を受けるということもあるのです。
亜麻仁油を体に塗ることは、皮膚の油分を補給するという意味もありますが、特に「発疹」や「ヘルペス」の症状が見られる個所に、湿布のように塗ると効果があると言われているんですよ。そのまま油を塗るのではなく、ガーゼなどにしみこませて、それを皮膚に直接貼り付けるという方法です。
小さなお子さんがいる家庭では、この方法がオススメと言えますね。子供の肌は、大人の肌よりも弱いことが多く、市販の塗り薬では逆に肌荒れを起こしてしまうこともあるのです。一方、亜麻仁油は天然のものですので、市販の薬のような副作用は考えられません。
私も、料理に亜麻仁油を使う一方で、発疹などが出来れば直接塗ることにしています。以前は、私の家で栽培していた「アロエ」から絞ったエキスを愛用していたのですが、今ではちょっとした発疹や肌荒れには亜麻仁油を使用しています。私自身も肌が弱いため、非常に重宝でいる一品ですよ!